1歳からできる「ことば」を増やす遊び




6歳頃の子どもが理解できる語彙の数は、およそ5000~6000語ほどだといわれています。

それでは、子どもはどのように言葉や語彙を覚えていくのでしょう。

  • ゆっくりとやさしく話しかけられることによって、単語を認識します。
  • 強調したり、繰り返したりすることも、言葉への理解を助けます。
  • 多くの言葉を聞けば聞くほど、言語の習得は早くなります。

実際に、生後20ヶ月の時点で、話かけの多かったお母さんの子どもは、無口な母親を持つ子どもよりも約130語、またはそれ以上に語彙が豊富だというデータもあります。

そこで、1歳ごろの子どもが楽しく遊びながら、「ことば」を使ってできる育脳の方法をご紹介します。



「ぬいぐるみ」とおしゃべり

お気に入りの「ぬいぐるみ」をお母さんは自分の耳のそばまで持っていきます。

お母さんは、「ぬいぐるみ」の声を聞いているようにうなづいてみせます。

そして子どもに「〇〇ちゃんが遊ぼうって言ってるよ。」と少し高めの声で伝えます。

今度は「ぬいぐるみ」を子どもに持たせます。

そして「ぬいぐるみ」が何と言っているか、子どもに聞いてみてください。

お母さんが「ぬいぐるみ」の声を出してお話してあげてもいいでしょう。

いろいろな「ぬいぐるみ」や「おもちゃ」を使ってこの遊びをしてみます。

部屋の中のおもちゃはどんな話をしてくれるでしょうか。

「ぬいぐるみ」を相手にどんどんお話を展開させることができますね。




「やさしさ」を教える

早期に「やさしさを与えること」を学んだ子どもは、良い人間関係を築くことができる、という研究結果があります。

そこで、「ぬいぐるみ」を使って「やさしくすること」を教えます。

子どもと一緒に座り、「ぬいぐるみ」を抱っこします。

そして「ぬいぐるみ」に付けた名前を呼んで「〇〇ちゃんと一緒に遊ぶと楽しいね。」とか、「〇〇ちゃんはとてもかわいいね。大好き。」など、「ぬいぐるみ」にやさしい言葉をかけてみせます。

子どもに対しても同じことをしてあげます。

今度は「ぬいぐるみ」を子どもに手渡し、抱きしめて、同じようにやさしくするように励まします。

何度かこの遊びを繰り返しているうちに、やがて子どもは優しい気持ちで「ぬいぐるみ」にやさしく話かけることができるようになるでしょう。

「ささやく」ことを教える

子どもに「ささやく」ことを教えるのは、自分の声の大きさを調節する方法を学ばせるためです。

これは音を認識したり、言葉をよく聞こうとする集中力をつけさせることにも役立ちます。

「次はどんな遊びがしたい?」「そろそろお風呂に入りましょうか。」

「どんなくだものが好き?」など、子どもにささやいてみます。

次に、あなたは自分の耳に手をそえて、子どもがささやき返すのを聞く準備をして待ちます。

子どもが自分で声の大きさを調節する方法を学ぶまで、ささやきながらの会話を続けましょう。

「いろいろな音」を聴かせます

子どもと散歩をしながら耳をすませて、一緒にいろいろな音を聴きます。

鳥の鳴き声が聞こえたら、その音をまねて子どもに聞かせます。

これを繰り返すことで、子どもは鳥の鳴き声に注意をはらうようになります。

風邪が吹く音、雨が降る音、犬が吠える声、車の音、バイクの音など、どんどん新しい音を聞かせるようにします。

子どもに知覚を刺激する色、音、言語に触れさせることで、視覚と音を結びつけることができる柔軟性のある脳を形成することができます。

子どもの脳は学習することで新しいシナプスが形成され、古いシナプスはさらに強化されていきます。

このシナプスを増やしたり強化すればするほど、知力は高められていきます。







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