幼児の記憶能力を高めるためには

子どもは常に「いま」を生きています。

だから昨日起きたことを思い出すことはとても難しいようです。

それでも「思い出す」という作業は「今日」「昨日」「明日」という概念を理解させる手助けとなり、記憶能力を伸ばすことができます。

そこでおぼろげな子どもの記憶をはっきりさせる機会を作っていきます。



夕食の時間や寝る前にその日のお話をする

毎日夕食の時間や寝る前に、その日にあったできごとを子どもと一緒に思い出してみましょう。

例えば「お散歩のときに大きな犬に会ったね。」

「お友だちの〇〇ちゃんと公園で一緒に遊んだね。」などです。

もし新生児だったり、まだお話ができないときは、「今日はお買い物に行ったね。」「お友だちの〇〇ちゃんが遊びに来たね。」などと話かけるだけでもいいのです。

大事なのは今日一日に起こったことを話す、という習慣を付けていくことです。

お話ができるようになったら、子どもの曖昧な記憶を付け足すように尋ねてみます。

「だれが」、「なにを」、「どこで」、「どうやって」そして「なぜ」したのか、などを子どもに尋ねてみましょう。

子供と一緒にやったことだけでなく、一緒にやらなかったことについても、子供に聞いて見ましょう。

子供が昼間、保育園や幼稚園での出来事も尋ねてみます。楽しいお話をしてくれるかもしれません。

そんな時は子どもが話してくれる出来事についていくつか質問をしたりして、会話を盛り上げて楽しいものにしましょう。




過去のことを思い出すことは小さい子どもには難しいことなのですが、大人がヒントを出してあげることで記憶が蘇ることもあります。

たとえば「昨日、おばあちゃんのお家に行ったわね。」

「おばあちゃんのおうちでどんな遊びをしたか思い出せる?」といった具合です。

写真やパンフレットなどを使って記憶を助けてあげる

子供が昨日の記憶に自信があるようなら先週のできごと、先月のできごと、レベルをあげていきましょう。

ただし、そういった遠い出来事を思いださせるときには、視覚に訴えるものを提示してあげると思い出しやすいようです。

たとえば写真やパンフレットを見せて子どもの記憶を刺激するのです。

子どもの記憶は思い出させることによってより明確に記憶に残っていきます。

そして脳の中の記憶を取り出すシナプスも強化されていきます。

思い出を楽しみながら、お話の時間になるといいですね。

テレビ番組を使って短期記憶能力を伸ばす

2歳くらいからはお気に入りのテレビ番組を使って短期記憶能力を伸ばします。

一緒に見た子どものお気に入りのテレビ番組が終わったら、テレビを消して内容をどれだけ思い出せるか聞いてみます。

主人公や登場人物の名前、番組で起こったことなどを聞いてみます。

わざと間違ったストーリーを話してみて、子どもがその間違いを指摘するかも試してみてもいいですね。

大人のように、経験したことを言葉に置き換えて記憶を明確にすることができないので、大人が手伝って、子どもの記憶を正確にしていきます。

足りないところを付け足して絵を完成させる

子どもがよく見慣れたものの絵を書きます。

そのときに絵の一部を描かないで、何かを足りない絵にしておきます。

たとえば、タイヤのないクルマ、口のない顔、ひげのない猫、たてがみのないライオンや鈴のないドラえもんなどを描きます。

子どもに、どこが足りないのか考えさせて、そのパーツを付け足して絵を完成させてもらいます。

このゲームは楽しく記憶力を付けることができるのでおすすめです。

3歳くらいからは神経衰弱ゲームも楽しめます。

手作りカードを使った神経衰弱ゲームで記憶力を育てましょう







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