「賢い子」を育てるのは「好奇心」だった



 「知りたい、学びたい」が子どもの脳を成長させる

子どもを英才教育するには、子どもの「好奇心」をいかに育てて、うまく導いていくかにかかっています。

16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ [ 瀧靖之 ]

「脳」には「可塑性」(自らを変化・成長させていくことができる力)があって、それは何かを突き詰めるほど高めることができ、他の分野についても脳を成長させやすくする、という特徴があるのだそうです。

それではどのように脳は成長していくのでしょう。

生後すぐの赤ちゃんの脳内では、次のように決まったパターンでネットワークが作られていくそうです。

① 最初にたくさんネットワークを作る

② 実際に使ってみる

③ 使わないネットワークはどんどん消えて整備されていく

①のたくさんのネットワークを作るのに一役買うのが「図鑑」や「絵カード」です。

「図鑑」や「絵カード」の中でも子どもが気に入った(好奇心のある)ものを何度も見たり、疑問をもったことを親に質問するうちに脳内に性能のよいネットワークは出来上がっていきます。


子どもが好奇心を持って図鑑などで得た「バーチャルの知識」を親が現実世界の「リアルな体験」と結びつけてあげることが②の実際に使ってみる、ということでしょう。

図鑑で見たものを実際に目にすることで、子どもは「知ること」に純粋な喜びや楽しさを感じます。

そしてそれは、より強い刺激となって脳に成長をもたらすことになります。

図鑑の情報が日常生活の中でどんどん結びついていき、日々、子どもの世界が豊かに広がっていきます。

学校で学んだことも生活の中で実感できるようになると、自分から知ることを楽しめる子どもになるということです。

子どもが好奇心を持っているものなら、お絵描き、かけっこ、ピアノ、パズルなど、その子が時間を忘れて取り組んでいるものを突き詰めることで、自然と賢く、頭もよくなるのです。



小さい頃から好きなことをする時間を割いて、塾に通わせたり、家庭教師をつけて受験範囲だけをマスターさせれば、ある程度まで成績を伸ばせることはできるのですが、それでは必ずどこかで限界がきて、成績が伸びなくなる時がくると著者の瀧教授は書いておられます。

そこには「知りたい」「学びたい」という気持ちがともなっていないからです。

知的好奇心が旺盛であれば、成績は後からついてくるものなのですね。




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