子どもにはいつ、何を習わせればいい?

ピアノ、水泳、サッカー、野球、お絵描き、お習字や英会話など早くから子どもにはいろんなことを経験させてあげたいものです。

ところが、子どもにも得意、不得意がありますからどんな習い事も喜んで続けていけることはありません。

ただ、まだ十分にその習い事をする準備がその子に整っていない時に習い始めてしまうことで嫌になってやめてしまう残念なケースもあります。

使う部分や伸ばしたい能力によって子どもの脳が成長する時期が違うということが脳科学でわかってきているからです。

逆に言うと、その習い事を習得するために必要な能力が、ちょうど成長するその時期に習い始めることで、効率的に子どもの能力を伸ばすことができます。

その上、子どもの脳の準備ができているときに学習することで、子ども自身のストレスが減り、学習する楽しさも増します。





お絵描きや楽器の下地づくりは0歳からはじまっています。

赤ちゃんの視覚と聴覚の成長は生後まもなくから始まっています。

すざましいスピードで発達する視覚、聴覚にあわせて赤ちゃんにたくさんの情報を与え、その情報を受けいれられる態勢を整えることが大切です。

図鑑、絵本、写真、絵などに触れさせ、絵本の読み聞かせをします。

子どもの将来の可能性を広げるためには親の好き嫌いではなく、なるべくいろいろなジャンルを見せることです。

音楽に関しても、いろいろなジャンルの音楽をBGMで流しておくなど、日常生活に音楽を取り入れ、耳の力を伸ばしてあげます。

それが音感の下地となり、将来楽器を習わせる際の準備になっています。



楽器や運動は3歳から5歳までに始める

器用さは、3歳〜5歳の時期に身につき、また発達のピークを迎えます。

この時期に、指先や手首周辺の細かい動作が要求される楽器を始めることは、子どもの言語力を伸ばし、さらに身体面の能力も伸ばすことができます。

とりわけ左右の手で別の音を弾くピアノは、練習すればするほど左右の脳をつなぐ「脳梁」という神経線維を発達させることができるおすすめの習い事です。

また、考えながら手を使うので、脳と手をつなぐ「錐体路」という神経ネットワークも鍛えられます。

音楽をする上で必要とされている「絶対音感」や「相対音感」が身につく時期は、聴覚がある程度完成してしまう3歳〜5歳頃までです。

聴覚の発達という観点からも楽器を学ばせ始めるのに適した時期は3歳から5歳ぐらいまでということになります。


外国語の習得は8歳〜10歳頃までに始める

相手によって言葉や口調を使い分けたり、大人と同じような敬語が使えるようになり始めるのは言語能力の発達がピークを迎える8歳から10歳の頃です。

このことから、外国語の習得は語学の力が総合的に伸びていく8歳から10歳までに始めることです。

この時期より前に海外に住んでいたり、リスニングやスピーキングを積極的にしていた子どもは後にその語学の能力が伸びる可能性が非常に高くなります。

ところで、最近見かける0歳からの「超早期語学教育」ついては、その効果はあまり実証されていません。むしろ成長期のストレスになるともいわれているようです。

超早期に語学を学ばせるよりは「音楽」に時間を割いて音感、リズム感を、そして運動能力に加えて言語能力の土台を作っておくほうが望ましいと言えそうです。



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