幼稚園の3年間で国語力を伸ばしておこう!

何と言っても学力の基本は国語と算数ですね。

なかでも国語力はあらゆる学力の土台となります。

日本人ならだれでも使っている日本語なのですが、「国語力」と言うと個人個人に大きな差があります。

「国語力」とは 知ってる言葉の数、それを適切に使い分けることができる語彙力、そして読解力の事を言います。

これらは放おっておいて知らないうちに身についていくものではないのです。




できれば子どもが小学校入学前に授業をスムーズに理解できるように、「国語力」をつけておいてあげたいものです。



語彙力をつけるには

これは大人が意識的に子どもと会話をすることで、豊富な語彙力を身に着けさせることができます。

子どもに話をするときにはなるべくたくさんの言葉を使うのです。このことは子どもの語彙力に直結します。

時間に追われている私たち大人はついつい日常会話で言葉を省略してしまいます。

「くつをはきなさい。」と言うところを「くつ!」、

「早くしなさい。」を「早く!」

「危ないからやめなさい。」を「ダメ!」 などと、

一言の命令口調でつい話してしまいがちですね。

たとえば「くつ!」というところを

「下駄箱の一番下の段の黄色い長靴をはいてちょうだい。」と言うと

「下駄箱」、「一番下の段」、「黄色い」、「長靴」と4つのことばを知ることができます。

「待ち合わせの時間に間に合わなくなるから早く靴をはいてちょうだい。」だと、

「待ち合わせ」、「時間」、「間にあわない」、「早く」、「靴」と5つのことばを知ることができます。

こんな風に大人が意識して豊富な言葉と文章で繰り返し話かけるようにすることで、子どもは言葉の貯金を増やしていくことができるんです。

こんな難しい言葉はまだ早いだろうと思う言葉でも、大人が思う以上に子どもは吸収力していいくんですよ。

アニメ「ポケモン」の主人公サトシが毎回必ず言う「ポケモン ゲットだぜー!」のセリフがありますね。

このセリフを子どもたちは何度も聞くうちに使い方を覚えていきます。

いつの間にか「おやつ ゲットだぜー!」なんて、日本語でもない言葉もうまく使いこなしていくのですから。本当に驚かされます。



正しい文章が書けるようにするには

「口語」というのは話ことばのことで、そこにいる人たちの間で通じればいい言葉であり、これは日常の会話の中で養うことができます。

一方、書き言葉である「文語」は本を読まないと身につかないものです。

実は小学校で使う教科書はすべて「文語」で書かれています。

「文語」と言われる文章は、「主語」と「述語」があり、「て」「に」「を」「は」がきちんと使われ、誰が読んでも正確に読み取れる文章です。

子どもにしっかりとした文章力を身につけさせるには、とにかくまずはいい絵本や本にたくさん触れさせることが一番の近道です。

絵本や本から豊かな語彙とすばらしい文章をインプットすることで、きちんと文章が書けるようになり、自分の気持ちや意見を的確に伝えることもできるようになります。

「教育は本に始まり、本に終わる」と言われるように、こと国語力に関しては、「本さえたくさん読んでいればいい。」ようです。



2歳ごろのうちの息子はスモールさんのお話が大好きで、毎晩必ずスモールさんの本を持ってきて読んでほしがりました。

スモールさんののうじょう―スモールさんの絵本 (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

スモールさんの顔が気に入ったのか、スモールさんシリーズの絵本の文章をほとんど全部暗記するほどでした。

小さい子どもは気に入った本があると同じ本ばかり何度も読んでほしがるということを知っていましたが、息子も本当にその通りでした。

気に入った本が1冊まるごと頭に入るまで何回も繰り返し読んでほしがりました。

幼児教育にハマッていた私はとうとうスモールさんに何度も出てくる言葉をマジックで塗りつぶし漢字に書き換えて漢字を覚えさそうとしました。

漢字だろうがひらがなだろうが息子は文章が頭に入っていたので、突然真っ黒に書き換えられた絵本を見ても動じた様子はありませんでした。

この効果があったのかどうかはわかりませんが、百科事典を小学校の低学年で読んでいたのを思い出します。

いまでは成人した息子は2歳頃のことなのに、漢字に置き換えられたスモールさんの絵本のことをよく覚えているようで、いまさらながら呆れられています。

そんな本が2冊、3冊と増えるように何度でも読み聞かせてあげてください。

小学校に行く前にしっかり読み聞かせができていれば、日記や作文は簡単に書けるようになっていますよ。

国語力をぐんぐん伸ばすためにできること

本読み以外でも遊びながら国語力を伸ばすことができます。

「物の名前」をどんどん覚えられるようにフラッシュカードを利用する。

ことわざカルタあそびで日本語のリズムやことわざを教える。

古典や童謡のCDを聞き流し無理なく美しい日本語をインプットする。

なぞなぞやしりとり、あたまとりで言葉のアウトプットをする。

などなど。




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