赤ちゃんの脳は経験という刺激によって発達します。生まれた順番は子どもの性格や成績に影響を与える?



誕生直後の赤ちゃんの脳の状態はどうなっているのでしょう。

誕生時の赤ちゃんの脳細胞の数は約1000億個を超えるのですが、まだまだ成熟していません。
細胞同士の結び付きも弱い状態です。

脳の活動を活発にするのは誕生の瞬間からの経験だと言われています。
経験することが細胞の電気的活動の引き金となり、この電気的活動に刺激されて、脳は何千ものニューロン(神経細胞)と結合します。

脳はどれくらい成長するのでしょう。

生後1年で脳のサイズは2倍になります。
3歳になる頃には成人の脳の80%の大きさにまでなります。
3年の間に毎秒700から1000の新しいニューロンの結合が行われ続けるのです。

その後、脳の大きさは6歳までに成人の脳の90%になり、20代まで発達し続けるということです。

いかに誕生後の3年間の経験という刺激が大切かがわかります。
一方、20代まで発達し続けるのですから、もうこの子には手遅れだ、と思うこともないようです。

生まれる順番は成績や性格に影響するのでしょうか。

結論からいうと、個人差や環境に影響はするようですが、一般的に、生まれた順にIQは高いようです。
ただ、先天的に第一子が優秀だということはないのです。

ノルウェーの24万人対象とした調査では、もともと第一子として生まれていないけれど、上の兄妹が幼い頃に亡くなり結果的に1番年上になった人も通常の第一子と同じようにIQテストで高得点を上げているのです。

そこでカリフォルニア大学の学者が立てた仮設は、
「親がどれほど公平に子どもたちに接していても、第一子という立場そのものが違いを生む」、というものです。
幼い頃から「親代わり」として責任を与えられる経験が将来成功をつかむための練習になっていると考えられているのです。

長男、長女が「自分は優秀だから宿題をしっかりやろうと思えるようになれば、本当に優秀かどうかは問題ではなく、それ自体が成功への予言になる」と、言うことです。

下の子どもは上の子どもより社交的?

生まれた瞬間から自分以外の子供がいる環境で育つため、上の子どもより社交的になる場合があるようです。
また、柔軟性や適応力が高い、機転が利く子どもに育ちやすいと思われています。
というのは、両親が育児に慣れ、細かいことをあまり心配しなくなることから、子どもはケガや失敗をしながら覚える経験が多いというのです。
いつも待たされるし、何でも分け合う必要があります。
おかげで柔軟性や適応力が高くなるのですね。

 

スポンサーリンク





スポンサーリンク